著者のコラム一覧
柴田真希管理栄養士

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。

ヘルシーなイメージ 春雨サラダvs海藻サラダならどっち?

公開日: 更新日:

 健康のためには野菜を食べた方がよい。もはや、常識化しています。健康意識の高い人なら、「ポテトサラダやマカロニサラダは、“サラダ”とついていても、マヨネーズで和えていて高カロリー」ということもすでにご存じでしょう。

 では、コンビニや総菜屋でよく見かける「春雨サラダ」と「海藻サラダ」、どちらの健康ポイントが上だと思いますか?

 答えは、海藻サラダ。ワカメやヒジキなどの海藻にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。これらが、サラダ以外に一緒に食べるご飯やおかずのエネルギー代謝に役立ってくれます。

 一方、春雨はヘルシーなイメージがありますが、原料は緑豆やジャガイモ、サツマイモなど。いずれもデンプン質が主成分で、思っている以上に高カロリーです。そしてデンプンといえば炭水化物の一種ですから、ご飯やパンと合わせれば、炭水化物の取り過ぎにつながりかねません。野菜や、タンパク質豊富な蒸し鶏、エビなどが入っている春雨サラダならまだいいですが、海藻サラダと比較すると、健康ポイントは低くなります。

 サラダを選ぶときは、ポテトサラダやマカロニサラダのように、ネーミングに惑わされないように。ローストビーフのサラダや蒸し鶏のサラダは、どちらかというとメーンの扱い。レタスなど野菜が入っていても、量はほんのわずかです。ローストビーフのサラダを食べたければ、別に野菜料理をプラスしてください。

【連載】健康ポイント どっちが勝ち?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?