3月は危ない条件が 春先のメンタル不調は“変化”を減らす

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■“新しいこと”を始めてはいけない

 また、春先は歓送迎会が多くなるなどして生活が不規則になり、寝不足に陥る人も少なくない。さらに、年度末だからと必死に仕事をこなす人も多く、それだけ疲労が蓄積されていく。

「気候の変化による自律神経の負担、生活環境の変化によるストレスに、身体的な疲労が加わると、さらにメンタル不調を招きやすい条件が揃ってしまいます」

 春先の精神的な不調を回避するには、ただでさえ多い「変化」を、それ以上は増やさないことが基本的な対策になる。

 転勤や異動など、自分ではどうにもならない変化は避けられないので、自分の心がけでなんとかなる変化を減らしていけばいい。

「たとえば、お彼岸に帰省するのを避けたり、体力消耗が激しいマラソンゴルフなどの趣味を控えるのもいいでしょう。精神的にも身体的にも疲れているのに、普段と同じように活発に動いてしまうと、メンタル不調を招きやすくなってしまいます。変化だらけの春先は、心も体も疲れているんだということを意識して、プライベートを休息モードにすることを心がけてください」

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