著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

料金は5000ドル程度 NYで「新卵子凍結サービス」が快調

公開日: 更新日:

「Prelude(プレリュード)」は各クリニックと提携してサービスを提供。元アップルのマーケティングディレクターを起用し、対象者を集めてカクテルパーティー形式で説明会を開催しています。費用面では一定の頭金を支払った後、月々200ドル程度で購読サービスが受けられるなどの工夫がされています。

 1つの卵子が赤ちゃんに育つ確率は2~12%。1ダースの卵子を採取しても25~50%という確率です。それでも、利用する女性たちからは「ブランド物のバッグを買うより、自分の将来の幸せのための贈り物としてずっと価値がある」などのコメントが聞かれます。

 一方、こうした傾向に対し「卵子凍結はライフスタイルではなく医療の問題。もっとシリアスに扱うべきでは」という批判の声も上がっています。

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