前立腺がんは凍らせて殺す 国内初治療を行った医師に聞く

公開日: 更新日:

「一般的に、前立腺肥大などによる排尿障害など前立腺があることで不具合を感じていれば全摘手術、そうでなければ放射線療法の選択肢があると説明しています」

■従来の治療法と違って副作用がほぼない

 今回の凍結療法は「全摘手術ではなく放射線療法を選択→放射線療法でいったんPSAは下がったが、その後、徐々に上昇→種々の検査で前立腺内がんの再発が確認」された患者が対象だ。PSAとは前立腺の上皮細胞から分泌されるタンパクで、数値が高くなると前立腺がんが疑われる。

 こういった「放射線療法後の再発」の場合、従来はホルモン療法が行われてきた。しかし、ホルモンは全身に作用し、急な発汗、乳腺の痛み、体重増加、男性機能や性欲の低下、さらに糖尿病の悪化、心血管系の障害などの副作用がある。

「再発とはいえ、がんは前立腺内にとどまっているのだから、もっと低侵襲の治療法はないか。そこで始めたのが、凍結療法なのです」

 全身麻酔下で、冷やす針と温度計の機能を持つ針を前立腺がんに数本刺し、アルゴンガスを注入。細胞が死滅するマイナス20度になるまで、がんを凍らせていく。がんが氷で包まれていくイメージだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

  2. 2

    伊藤沙莉「劇場版『虎に翼』」に興収30億円期待も…豪華キャスト再集結でなお残る“ひとつの不安”

  3. 3

    阪神に来オフ「藤川GM×赤星監督」の仰天プラン浮上! 球団初のリーグ連覇も指揮官交代へ

  4. 4

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    大谷翔平は90打席ぶり一発どころかPSで本塁打量産も…地区S初戦で見せた“復調サイン”

  2. 7

    【阪神】2026年 戦力外通告選手一覧

  3. 8

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 9

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  5. 10

    簗農相にまだまだ醜聞続出か?「道路予算カット」暴言も反省ゼロ…臨時国会は大混乱必至

おすすめ求人情報

コールセンター オペレーター
株式会社フィールドサーブジャパン 東京都 江戸川区 派遣社員
時給1,650円~
建築施工管理
有限会社松村建築 長野県 野沢温泉村 正社員
月給30万円~50万円
未経験OK 大阪市鶴見区の総務・一般事務 ブランクOK/研修あり/ブランクOK
株式会社ゲートフォース 大阪府 大阪市 正社員
月給19万4,500円~25万4,500円
広報
株式会社Lcode 大阪府 大阪市 正社員
年収300万円~564万円
IT企業でのデータエンジニア/経験必須/年休120日以上
株式会社youthful days 長野県 山ノ内町 正社員
月給40万5,000円~46万9,120円
Sponsored by 求人ボックス