専門医が指南 GWで狂った体内時計をリセットする習慣

公開日: 更新日:

「ゴールデンウイーク(GW)の終盤は遠出せず、連休明けに備えてしっかり“寝だめ”したはずなのに、いまだに仕事モードにならず朝から眠気が取れない」――。そんな人も多いのではないか? GWに限らず休み明けは日中に眠くなる。どうすれば眠気を一掃できるのか? 日本睡眠学会認定医で「むさしクリニック」(東京・小平市)の梶村尚史院長に聞いた。

「休み明けの眠気の原因は寝不足や遊び疲れだと思う人も多いのですが間違いです。本当の理由は、体内時計が狂って眠りのリズムが崩れてしまうから。早く寝て睡眠時間を増やしても解決しません」

 ガムやカフェイン入りの飲み物で眠気を吹き飛ばそうとしても単なる一時しのぎ。根本的な解決にはならない。

「人間は本来、1日25時間の生体リズムを『光同調因子』と『社会的同調因子』によって1日24時間にリセットして生活しています。連休中、『夜更かしして翌日は昼すぎまで寝る』『親しい人としか会わない』という生活を続けていると、同調因子が働かずに生体リズムが狂って朝スムーズに起きられず、日中に眠気が襲ってくるのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?