著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

仕事の効率アップに効果 食後60分「会社で昼寝」のススメ

公開日: 更新日:

 アメリカで推奨されている睡眠時間は1日7時間。しかし、成人の3人に1人はそれを満たしていないという調査結果があります。そこで今、話題になっているのが「職場での昼寝」です。昼寝が仕事の効率を上げると、複数の調査結果で裏付けられているからです。

「ネイチャー・ニューロサイエンス」誌に掲載されたのは、被験者に就業中に昼寝をしてもらい、仕事の効率への影響を調査した結果。30分の昼寝をした被験者は午後の仕事の効率の低下が止まり、60分の昼寝後は、さらにもっと明らかな効果が表れました。

 カリフォルニア大学リバーサイド校で昼寝の効用を研究するサラ・メドニック教授は、「20~60分の睡眠は、記憶力や学習能力の向上に効果がある」と「ニューヨーク・タイムズ」の記事でコメント。教授によれば、「入眠後1時間以内にノンレム睡眠からレム睡眠に達し、レム睡眠がもたらす創造力、知覚情報処理の向上の恩恵を受けられる」「まったく関係のないアイデアを結びつけるという思考もレム睡眠がもたらしてくれる」とのこと。つまり、アイデアが出なくて困っている時も、昼寝が効果的ということです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か