【がん死亡者】青森県11年連続1位の要因と糖尿病の関係

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医療機関の40%で糖尿病治療を中断する患者

 実は、青森は糖尿病の死亡率も全国トップクラス。県が実施した糖尿病の調査(06年度)からは、青森の特徴として、「失明や人工透析、神経障害を引き起こす合併症を発症している患者の割合が全国平均より高い」「糖尿病が重症化してから治療に取り組む人が多い」ことなどが浮き彫りに。別の調査では、県内の医療機関のうち40%で治療を中断する患者が認められている。青森の人は糖尿病の病状も悪いのだ。

「青森では、糖尿病の治療をおろそかにすることが、がんを発症させ、悪化させている可能性はあるでしょう」(西崎氏)

 がんを免れるためにも糖尿病はきちんと治療することだ。

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