荒井daze善正さん語る EBウイルスの恐怖とドナーへの感謝

公開日: 更新日:

 体重は16キロも落ちてガリガリ。それでも、プロ復帰するために筋トレやイメトレは欠かしませんでした。7月の移植からわずか半年後、スノーボード雑誌の撮影で北海道に行き、周囲の心配をよそにジャンプしたときは本当にうれしかった。

 移植にあたっては、仲間が「daze募金」というものを設立してくれて、全国のスノーボーダーが協力してお金を集めてくれました。見かけによらずみんないいやつらなんです(笑い)。

 若い人たちに移植やドナー登録に明るい印象を持ってもらいたい。ボクが元気で活動することで、「骨髄移植を受けても元気になれること」や「骨髄バンクの必要性」をこれからも発信していきます。

▽あらい・だぜ・よしまさ 1979年、東京都生まれ。プロスノーボーダーとして活躍していた2006年に病気を発症。骨髄移植を経て復帰した経験から、プロ活動と共に一般社団法人「SNOWBANK」を立ち上げてドナー登録者を増やす活動を続けている。5月12~13日、福島県の「あだたらチャンネルフェス」で、自身のトークライブと献血・ドナー登録会を実施する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋