両足手術を即決…ダ・カーポ榊原広子さんと変形性股関節症

公開日: 更新日:

「今のうちに手術すれば自分の軟骨を使って治せる」とのことで、残っている軟骨をスライスして足りないところへくっつけて形を整える手術があるというんです。そうすれば、「人工股関節とは違って自分の骨と一体化するので、術後は良好だし、進行も食い止められる」と言われました。

 その時は右股関節だけの問題で、左側の軟骨はそれほど削れていなかったのですが、股関節脱臼の過去から「将来的には左足も同じようになる」と言われたので、「じゃあ、両方ともやりましょう」と即決しました。夫は「他の病院でも診てもらったら?」と言いましたが、聞く耳持たず(笑い)。何より長年の痛みの原因がわかったことがうれしかったんです。

 まずは右側の手術で、全身麻酔で約4時間かかりました。1カ月はベッドからおりられない生活で、トイレもベッドの中でです。最初は「できない」と思ったんですけど、これができるようになるんですね(笑い)。そして車椅子、プールでのリハビリを経て多少歩けるようになってから左側を手術。まったく同じ工程をもう一度味わいました。


■手術から5年後にヒマラヤ登山

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」