熱中症対策で水中毒の危険も…正しい水分の取り方とは

公開日: 更新日:

【Q】「熱中症対策には十分な水分摂取」と聞きますが、一方で「大量に水を飲むと“水中毒”を招き危ない」という声も。どんな飲み方がベターなのでしょうか? (30代・男性)

【A】人間の体が一度に吸収できる水の量は、200ミリリットル程度といわれています。それ以上の水を一気に飲むと、腎臓の排泄処理が追いつかず、体液が薄まる恐れがあります。そうして血液のナトリウム濃度が低下した状態が「水中毒」。医学的には「低ナトリウム血症」です。

 水中毒の症状は、軽度では頭痛や食欲不振など。重症になると、けいれんや昏睡が起こり、さらには死に至ります。腎臓の状態によっては、200ミリリットル以下でも水中毒に陥ります。水はコップ1杯でも一気飲みはやめて、一口ずつ飲むようにしましょう。

 ただし、スポーツなどで大量の汗をかいた時は、即行で水分補給をする必要があります。そういう時は、市販の経口補水液が役立ちます。

 経口補水液は、スポーツドリンクよりナトリウム濃度が数倍高く、ナトリウムと水分を同時に補給できます。重度の脱水症状でスポーツドリンクを大量に摂取すると、特に乳幼児は低ナトリウム血症に陥る危険があります。熱中症などで脱水症状に陥ったら、経口補水液を用いてください。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離