しっかり寝ているのに…仕事中にあくびは病気の前兆なのか

公開日: 更新日:

 低血糖も生あくびを症状とする病気のひとつ。糖尿病治療を受けている人はひどい低血糖を起こしやすく、対処が遅れると意識がなくなり、場合によっては命に関わる。また、片頭痛や乗り物酔いの前兆で生あくびが出ることもあります。

「ちゃんと寝ているのに、あくびが出る」という場合は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われます。SASは眠りについた後、普段のような呼吸がしにくくなり、一時的に呼吸が止まってしまう病気。血液中の酸素濃度が下がるため、長時間寝ても満足のいく睡眠量が得られず、体を覚醒させる反応であるあくびが日中頻繁に出ることに。SASの症状として昼間の眠気や体のだるさなどがよく言われますが、感覚的なものなので、あまり自覚してない人もいます。

▽〆谷直人 国際医療福祉大学熱海病院検査部部長。日本臨床検査医学会認定臨床検査専門医・臨床検査監理医

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃