著者のコラム一覧
永田宏前長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

老後を考えて保険で買えない「安心」にお金をかけるべき

公開日: 更新日:

 そんな寂しい老後を避けるためには、保険が役に立つでしょうか? それよりも孤独対策を始めることが大切です。もちろん筆者も始めています。数年前から大学や高校の同窓会を主催したり、町内会の役員を務めたりしています。以前の職場の同僚たちとも、ときどき会っています。そうしたつながりが、老後の「安全保障」に役立つはずです。

 地元のサークルなどに入るのもいいでしょう。ハイキング、野菜作りなどを通じて、社会との接点が数多く用意されています。

 もちろんSNSも有効です。高齢者でも、家族や友人とLINEを交換している人は大勢います。Facebookは友達づくりに役立ちます。最近は中高年による「ポケモンGO」のサークルが、全国各地で増えているとか。

 人生100年時代。保険にかけるお金を他に振り分けた方がこの先はるかに安心かもしれません。

【連載】人生100年時代の保険術

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状