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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

ジェネレーションZの9割がストレス…理由は銃の乱射事件

公開日: 更新日:

 アメリカで最も若い世代であるジェネレーションZのうち、「15歳から21歳の若者の9割がストレスで疲れ切っている」というデータが発表され、これまでのどの世代と比べても最悪の結果と波紋が広がっています。

 米国心理学会が毎年行っている「アメリカのストレス」調査で、今年は18歳以上の3500人、15歳から17歳の300人を対象に行われました。

 それによると、15歳から18歳までで心の健康が「大変良好」と答えたのは半数以下の45%、ミレニアル世代の51%。その上の世代ジェネレーションXの70%に比べるとかなり低い数字でした。

 また、彼らの27%は心の健康状態が普通か不健康と答えていますが、その原因の多くはストレスと考えられています。さらに彼らの9割がうつ、不安神経症などストレスに関連する症状を体験したことがあるとしています。

 そのストレスの理由として今年特に注目されたのは後を絶たない銃乱射事件です。75%が銃乱射全般に関してストレスを感じていて、72%が学校での銃乱射への不安、さらに21%が自分の学校で銃乱射が起きるのでは――と考えることがストレスの原因になっていると答えました。これらの数は、以前より明らかに増えています。当然ながら、彼らの親世代でも似た結果になりました。

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