健診で異常なしでも突然死が 食後こそ注意すべき2つの数値

公開日: 更新日:

 健康寿命を延ばす上で、いま注目が集まっているのが2つの「食後」の数値だ。大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学寄付講座教授の森下竜一医師に聞いた。

 ひとつは、食後の中性脂肪。中性脂肪はLDL(悪玉コレステロール)とともに、血液中の脂質が異常に多い状態である高脂血症を判定する数値だ。高脂血症を放置すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞脳卒中などのリスクを高める。

「これまで中性脂肪といえば『空腹時』の数値を見るものであり、食後の中性脂肪にリスクがあるとは考えられていませんでした。ところが食後の中性脂肪が高い食後高脂血症(食後中性脂肪血症)が、動脈硬化の新しい危険因子であることが明らかになってきたのです」

 中性脂肪は食後に上昇し、6時間後にピークを迎える。たとえば7時に朝食を取ると、中性脂肪のピークを迎えるのは13時だ。この時間帯は昼食タイムと重なるため、中性脂肪は下がることなく、さらに上昇する。13時の昼食後の中性脂肪のピークは19時。今度は夕食タイムと重なり、またさらに上昇。そして深夜1時ごろにかなりの高数値に達するのだ。つまり、多くの人は1日の大部分を中性脂肪が高いまま過ごしている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ