実用化に期待大 繰り返す中耳炎に世界初「粘膜再生治療」

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「臨床試験では28歳から62歳が対象。この時の例では9例が真珠性中耳炎、6例が癒着性中耳炎です。治療が終わったばかりの人もいるので今後の経過を見なければはっきりしたことは言えないが、現段階で再発はなく、感染症をはじめ問題は何も生じていません」

 実用化までまだかかるが、気になるのは値段。昨年の段階では、実用化の場合、1例に400万円ほど必要という試算だったが、実際に世に出るまでにはかなりのコストダウンが図れ、100万円を切るまでにはいけるだろうとみている。

 期待が高まる。

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