大病患い生活をガラリと…おかげで健康寿命を手に入れた

公開日: 更新日:

 身長170センチ超、90キロのSさんは当時、週2、3回、腕や脚の付け根を専用ベルトで締めて血液量を制限して運動を行う加圧トレーニングをやっていた。それまではハードな格闘技をやっていたスポーツマン。加圧トレーニング以外にもスポーツジムに通うなどして、体の鍛錬に余念がなかった。

 一方、生活リズムは仕事柄、不規則。当時は多忙を極めており、深夜1?2時に帰宅、朝6?8時に出かける毎日。寝なくても大丈夫なタイプで、睡眠時間は3日で3?4時間ということもあった。付き合いで酒を飲んで帰ることもしばしば。たばこは普段は1日1箱半だが、飲むと1日3箱に増えた。

 食生活は健康のため、朝と夜の内容を逆転していた。朝に唐揚げ定食などガッツリしたメニューを取り、夜は小さい茶碗1杯のご飯、納豆、卵、サラダなど。昼は外食やロケ弁が中心だった。

「20代の頃はもっとひどかった。ほぼ毎日撮影の仕事があり、早朝から深夜まで缶コーヒーとたばこで空腹をごまかし、夜に焼肉。毎晩、4人で50人前くらいの焼肉を食べていたら、3年で15キロ増えました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性