離れて暮らす老親に突然のがん宣告…「看取り」経験を聞く

公開日: 更新日:

 どちらも主治医と同様、抗がん剤は難しいとの意見でした。

 そこで問われたのは、最期を迎える場所です。父親は母親と同い年ですし、「自宅で」は家族の負担が大きすぎる。「病院で」と答えると、医療コーディネーター(地域連携センター看護師)から、すぐに緩和ケア病棟へ入院するための登録をすべきと勧められました。

 母親が入院中の病院は急性期病棟で長くは入院できない。登録をしておけば、すぐに緩和ケアを専門に手がける病院の病棟に入院できるし、もしベッドが空いていなければ、一般病棟に入院し、緩和ケアを受けられるとの説明でした。

■疑問点は何でも医療コーディネーターに相談

 今回の経験で強く感じたのは、家族だけで抱え込まず、疑問点や不明点は何でも医療コーディネーターに相談すべきということ。

 とにかく毎日、何らかの決定を迫られる。判断に迷うことも多い。たとえば母親への告知についても、時に父親を交えて医療コーディネーターと何度も話し合い、最終的に告知はしないと決めました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網