ゲノム編集で作られたポリフェノール入り農作物が出回る?
                        
 それがゲノム編集技術の登場によって一変したのです。要は抗がん効果の高いポリフェノールを大量に作り出す農作物を、ゲノム編集で作り出せばいいわけです。
 でもそんなことをしなくても、サプリメントで十分ではないか。そんな疑問も湧いてきます。ところがポリフェノール類はサプリでは体に吸収されにくく、食物として取るほうがずっと効率的といわれているのです。だから「野菜や果物を、がんやその他の病気に合わせてデザインしてしまえ」という発想になったわけです。それが最新の「デザイナーフーズ」として、世に出ようとしているのです。
 法律的にどうかはさておき、ポリフェノール類は野菜の苦味・渋味の成分です。ですからデザイナーフーズが普及するようになれば、我々の食事は今よりも苦い・渋いものになるでしょう。つまり現代版「良薬口に苦し」といった話になりそうなのです。                    

 
                             
                                     
                                        



















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                