5000人以上の音楽家を診察 医師考案の治療とリハビリ法

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 治療は、硬くなった筋肉などをほぐす「温熱療法」や理学療法士による「運動療法」などを取り入れて行う。必要であれば、抗炎症薬の処方や痛み止めの注射などを加える。痛みの原因が腫瘍であれば適切な病院を紹介するが、ほとんどは手術なしで治療する。

 治療と並行して楽器の練習を継続してもらうが、その際の弾き方のアドバイスが重要という。

「患者さんは何時間もぶっ通しで練習するのですが、練習と休憩の時間配分の見直しや工夫して負担の少ない練習を指導します。たとえば、ピアノなら打鍵の重さを調節できるエレクトリックピアノに痛む間のみ一時的に替える。ギターの弦の種類を替える。ビオラなら弾きやすいバイオリンに替えるなどです。練習前後のストレッチなども大切になります」

 治療中は演奏が下手にならない最低限の練習量を保ちながら、楽器を弾く感覚を常に維持・確認させることが患者に納得して治療を受けてもらえるコツになるという。

 また近年は、演奏中に指が勝手に曲がったり、伸びたりする「フォーカルジストニア」という神経障害に悩まされる音楽家が増えている。

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