脂質異常症が突然死を招く… 怖いのは「食後」の中性脂肪

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 近年、注目を集めているのが中性脂肪だ。検査で測定するのは「食前」の中性脂肪だが、前述の通り中性脂肪は食事の影響を大きく受ける。

 つまり、検査数値が低くても、食事によって中性脂肪が食後に高くなる状態が続けば、動脈硬化を進行させるのではないかと考えられるようになってきているのだ。

「ヨーロッパでは、中性脂肪が食後高いことを無視できない、という流れも出てきています。空腹時の中性脂肪が正常であっても食後の中性脂肪が高いのは、中性脂肪が処理できなくなったと考えられる。普段は酒を飲み、肉、卵、乳製品など中性脂肪が高くなる食生活をしているのに、健診の前だけ控えめにした人は、実際の数値はもっと高い可能性があります」

■LDLが高く中性脂肪も高い人はより注意が必要

 同じLDLコレステロールが高い状態でも、中性脂肪の数値によって、心筋梗塞などのリスクが変わることも明らかだ。LDLコレステロールが高く(140以上180未満)、さらに中性脂肪も高い場合、LDLコレステロールの直径が小さい「スモールデンスLDL」となって血管壁に入り込みやすくなり、心筋梗塞などのリスクを一層高めるのだ。

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