著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

3500人を調査 1日1~2回の昼寝をする人は心臓病のリスク減

公開日: 更新日:

 1日1~2回の昼寝をする人は、しない人に比べて心臓病のリスクが下がるという調査結果が発表され、話題になっています。

 調査を行ったのはスイスの研究チームで、専門誌「心臓ジャーナル」に掲載されました。35~75歳の3500人を対象に行った調査では、まず一人一人の睡眠パターンから病歴、ライフスタイルまでをチェック。それによると対象者の半数以上は昼寝をする習慣がなかったそうです。

 その後8年にわたりフォローアップを続けたところ、155人に心臓の問題が発生、そして1日に1~2回の昼寝を続けた人は、心臓疾患になるリスクが低いことも分かりました。

 この結果について研究チームは、「短時間の昼寝はストレスを和らげ、夜の睡眠不足を補い、心臓の健康を守ってくれている」とコメントしています。

 一方、米疾病対策センターは、睡眠不足は肥満症、糖尿病、高血圧、心臓病、脳卒中などの原因になるため、成人には1日7時間の睡眠を推奨しています。ただし、3人に1人は慢性の睡眠不足だと指摘しています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?