日本語学者・山口仲美さん がん手術で抱えた“選択の悩み”

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 でも、この先生、手術の腕も一流なんですが、患者の心を萎えさせる名人でもあった! 何か質問すると、すごく怒る。「あんたのような人ががんを再発させて死ぬんだ」なんて、平気でおっしゃる。悩んだ末、抗がん剤治療の主治医を他に代えました。やっぱり患者を元気に頑張らせてくれる先生でないとネ。

 がんになっちゃったら、頑張って納得のいく選択をしましょうよ!

(聞き手=松永詠美子)

▽やまぐち・なかみ 1943年、静岡県生まれ。お茶の水女子大学卒業、東京大学大学院修士課程修了。実践女子大学、埼玉大学、明治大学などの教授を歴任。現在は、埼玉大学名誉教授。専門は日本語学。古典の文体研究、オノマトペの歴史研究などで著名。日本古典文学会賞、金田一京助博士記念賞、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。2008年には紫綬褒章も受章。18年から「山口仲美著作集」全8巻(風間書房)を刊行中。現在5巻まで刊行。

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