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水井睦みずい整形外科院長

みずい整形外科院長。日本整形外科学会認定専門医、同会認定脊椎脊髄病医、同会認定リウマチ医、日本体育協会認定スポーツドクター。1995年北里大学医学部卒業。横浜市立大学医学部整形外科入局。大学病院、国立病院などを経て、2005年から東京・祐天寺にて開院。

下肢の衰えは動作のエンジン役「臀筋」の劣化につながる

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 筋肉の病気で有名なのは筋ジストロフィーです。ほかに皮膚筋炎などの炎症性の病気もあります。神経原性筋萎縮には筋萎縮性側索硬化症という病気があります。

 もちろん筋肉や神経に病気がなくても筋肉は使わなければ痩せていきます。これを廃用性筋萎縮と言います。また、全身の筋肉の量は加齢と共に減少していきます。この現象をサルコペニアと言い、高齢者のフレイル(虚弱)の要因になっています。

 高齢者の筋肉が落ちている原因の多くは廃用性筋萎縮ですから、お尻の筋肉のトレーニングをすると効果があるでしょう。例えば椅子の背を両手でつかみ、スクワットをするのもいいでしょう。

 下肢の衰えは臀筋の劣化につながります。散歩をするのもお勧めです。

 ただし、運動はひとりだと続きません。励ましてくれる人がいる場所でやるとよいでしょう。お金がかかりますが、整形外科で理学療法士から運動指導を受けるのもひとつの手です。

 なお、高齢者の場合、急激に臀部の筋肉が減る場合は、神経原性筋萎縮が隠れている場合も考えられます。気になる人は脳神経内科で診てもらうのも方法かもしれません。

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