1回2分足らずで効果 体の冷えや不調に「爪もみ」のススメ

公開日: 更新日:

 冬は寒さから体が緊張して交感神経が活発になるなど、自律神経が乱れがち。それが原因で血流が悪くなり、風邪をひいたり、お腹が痛くなったりするなどさまざまな不定愁訴が発生する。自律神経とは、意思と無関係に内臓や血管などをコントロールしている神経のこと。緊張した時に活発になる「交感神経」と、リラックスした時に優勢になる「副交感神経」の2つがある。そのバランスが保たれている時は、体調が良く仕事も順調でぐっすり眠れる。

 この自律神経の乱れの調整を手軽に行えるのが「爪もみ健康法」だ。気血免疫療法会元理事長の故福田稔医師が考案した。

 両手の爪の生え際から2ミリほど下にある「井穴」は自律神経のバランスを整えることで知られている。そこを毎日刺激することで 血行が改善されるなどして、病気になりにくく、太りにくい体質になるという。

 やり方は簡単だ。反対側の手の親指と人さし指で爪の生え際を少し痛いけど気持ちがいい程度に押しもみするだけ。手の指をそれぞれ10秒ずつ、1日3回程度行う。指でもむだけでは物足りないという人は、ボールペンの先やつまようじの頭の部分を使って刺激するのもいい。ただし、強過ぎたり、回数のやり過ぎは逆効果になるので注意したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち