新型コロナ<3>「六本木のクラブは…」保健所の質問に辟易

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 東京・港区内に住むコンサルタント会社経営の渡辺一誠さん(40)は3月末、新型コロナウイルスに感染した。

 住居区内の保健所から紹介された某病院に入院。個室という、ほぼ隔離の環境下で10日間に及ぶ治療生活を送った。

 入院初日、保健所職員からかかってきた電話で、こんな会話を交わす。

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「港区にお住まいということは、六本木のクラブなどに行かれているんですね?」

「行っていません」

「お店に電話などしませんから、どんなクラブに行ってましたか?」

「ですから、クラブには行っておりません」

「自宅で何か、薬を飲むとか対策はしましたか?」

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