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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

検診で注意 病院が胃カメラからバリウムに変更を促す理由

公開日: 更新日:

 春の健診シーズンですが、読者の皆さんは健診をきちんと受けられたでしょうか。5月2日付の当欄では、新型コロナウイルスの余波で、各種健診の延期が相次いでいることに触れました。緊急事態宣言が解除され、健診も少しずつ再開されていますが、例年とは違う部分もあります。

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 そのひとつが、胃カメラ検査です。医療機関によっては、胃の検査で胃カメラを予約した人にバリウムへの変更を促しているところもあると聞きます。そういうところでは問診票や尿検査、検便検査などのキットを事前に郵送する際、感染リスクを説明するチラシも同封し、利用者への感染リスクに触れています。

 それを読んだ人は、新型コロナ感染を心配するでしょう。しかし、本当の狙いは、病院側は医療スタッフを守ろうという意図があるようにも思います。

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