「下駄」で足指の内在筋が鍛えられ つまづきの防止になる

公開日: 更新日:

 欧米に比較し、日本で新型コロナウイルスの感染率が低い理由のひとつは、どうやら和式文化と無関係ではなさそうだ。

 ハグやキス、握手などの“濃密接触”よりも、少し距離を置き、頭を下げる「おじぎ」がその典型的な事例である。飛沫感染の予防にもなる。

 そうした日本の伝統文化の良さが今、見直されてきた。「下駄」もそのひとつである。広島県福山市松永町の地名が付いた「松永下駄」は、1960年代の最盛期、年間5000万足をはるかに超えて日本一の生産高を誇った。現在も6割のシェアを持っているが、同市の近隣にある県立広島大学の金井秀作教授(理学療法学科)は、この下駄に強い関心を抱く。

「下駄に興味を示した理由は大きく2つありました。1つは、高齢者のリハビリです。足指の筋肉を保ち、つまずいたりせず、高齢者でも快適に歩くためにも、足指を鍛えなければいけません。老人ホームなどで足指でビー玉をつかむ訓練や、砂浜を裸足で歩く運動などを行うという足指のリハビリを研究していたのです」(金井教授=以下同)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  4. 4

    高市首相が高額療養費見直しめぐり「丁寧に議論した」は大ウソ 患者団体を“アリバイ”に利用する悪辣

  5. 5

    活動停止→STARTO社退社後も“芸能界引退”はしない? 嵐リーダー大野智の“マル秘”ビジネスプラン

  1. 6

    戸田恵梨香「リブート」出演で“新ファッション女王”へ 衣装&ジュエリーがSNS席巻、松嶋菜々子超えの存在感

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    米国偏重ルールのWBCに「ふざけるな!」 MLBのカネ儲けのために侍Jが必死で戦う“ねじれ”の図式

  4. 9

    「おまえに4番を打ってほしい」石毛宏典監督は最後の試合前にこう告げた

  5. 10

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も