頭木弘樹さんは潰瘍性大腸炎で13年間入退院を繰り返し…

公開日: 更新日:

 読み返してみると、その絶望感にどっぷり共感できて夢中になりました。カフカの日記や手紙がまた面白くて、「ぼくは将来に向かって歩くことはできません。いちばんうまくできるのは倒れたままでいることです」というくだりをベッドの上で読んだら、まるで自分のことで、すごく心に染みました。

 僕が読んでいたことから、6人部屋の病室でドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」が大はやりしたこともありました。隣の病室にも広まり、看護師さんたちも驚いていましたけど、決して解決しない問題をクドクドグチグチ言い続ける暗い内容が難病を抱えた僕らにはハマったんです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網