肛門<上>名医が伝授するラクラク排便法5つの極意

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 痔を予防・改善するために重要なのは、日常生活で肛門に炎症を起こす要因を、できるだけ減らすこと。ポイントになるのは、①便通の異常②肉体疲労③ストレス④冷え⑤飲酒⑥生理⑦座業(デスクワークなど)の7つだ。

 特に①では「便秘」が痔の最大の原因となる。便秘になると硬くなった便が肛門を傷つけ、細菌感染から炎症を引き起こす。それに「いきんで出す」ので、肛門がうっ血して痔核(いぼ痔)になりやすいのだ。排便は本来、毎朝いきむことなく、自然な便意で出すことが理想。そのためには、もともと人間に備わった「起立反射」と「胃・結腸反射」が、朝起床してスムーズに起こることが大切になる。

「起立反射は、横になっていた人間が立ち上がると、その刺激で大腸の蠕動運動(便を送り出す動き)が起こるものです。胃・結腸反射は、空の胃に食べ物が入ると、その刺激が自律神経を介して大腸に伝わり、大腸が蠕動運動を起こすものです。この2つの神経反射を促す方法はないか。そこで私と臨床心理士の先生で考案したのが、リラクセーション法とイメージ法を組み合わせた『ラクラク排便法』です」

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