顎<下>セルフケアで改善 顎関節症を治す3つのリハビリ法

公開日: 更新日:

「顎関節症の大半は、発症しても時間の経過とともに症状が和らいでいきますが、寄与因子を解消しないと症状が長引いたり、仕事が忙しいときなどに再発を繰り返します。しかし、顎関節症の多くはセルフケアで改善します。それは『TCHのコントロール』を基本とした寄与因子の管理と、『リハビリトレーニング』の2つです」

 TCHのコントロールは、クセになっている上下の歯を接触させる行動を変えていく。それには付箋などを張り紙として使う。

「歯を離す」などと文字やイラストを書いて、職場や自宅などの目につきやすい場所にたくさん張る。そして、気づいたら力を抜いて歯と歯の離れた楽な状態をつくる行動を繰り返すのだ。

■ちょっとつらい程度が効果を高める

 リハビリトレーニングは、顎の関節や筋肉を鍛え、耐久力を上げるための訓練。顎の痛みが強い急性期のときは避け、症状が少し和らいできたら始めるのがいい。食事で顎を動かした後や入浴後など、血行がある程度良くなっている状態のときに行う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々