今年は10年ぶりの豊作 マツタケの凄さは香りばかりじゃない

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 もっとも、マツタケといえば、やはり香りを楽しむ食材。日本人の多くはマツタケ独特の香りをこよなく愛するが、その香りは、マツタケオールと呼ばれる物質ほかグルタミン酸ナトリウム、グアノシン―リン酸などの物質によって生まれるものだとか。この成分の解明も日本人科学者によってなされたものだ。現在ではこの香り成分の化学合成も可能で、多くの食材に使われている。

 ほかのキノコ類とは違い、マツタケの人工栽培はいまのところ実現していない。高価だが、香りばかりか、味はもちろん、栄養面でも優秀な食材だ。

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