勃起したまま治まらない!病院に駆け込んだ男性の診断名は…

公開日: 更新日:

 陰茎持続勃起症は、性欲や興奮に関係なく、4時間以上勃起が続いて痛みが出る病気。この男性は、尾上医師が提携する大学病院にすぐに連絡し、緊急手術を受けて事なきを得たという。

 陰茎持続勃起症は白血病、骨盤の腫瘍、脊髄損傷、糖尿病などで発症するが、「まれにED治療薬が原因になっている場合もあります」(尾上医師)。

 陰茎持続勃起症には2つのタイプがあり、1つはペニスの静脈が詰まって血液の流出が減って発症するタイプ、もう1つは動脈からの血流が過剰になりペニスが破裂して発症するタイプ。前者のペニスの血流が停滞している場合、ペニスが低酸素状態になり、1日以上続くと海綿体の組織が線維化し、壊死してしまう。勃起不全が一生続くことにもなりかねない。早急な手術が必要だ。一方、後者の場合も、手術が必要。こちらは症状が軽く痛みが出にくいため、治療が遅れるケースも珍しくない。

 勃起が続いてバンザイ、というわけにはいかないことを肝に銘じておこう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動