春の目のかゆみ…消毒液がついた手でこすっても大丈夫?

公開日: 更新日:

 目のかゆみにはステロイドの点眼薬がよく効くが、人によっては高眼圧を引き起こすこともある。

「ステロイド系の薬に反応し、眼圧が上がる人をステロイドレスポンダーと呼びます。知らずに使い続け、高眼圧が続くと緑内障になってしまいます。花粉症などに出す弱めのステロイド点眼で眼圧が上がることはまれですが、使用する際は1週間に1度くらい眼圧を測る慎重さを持ちましょう。最近は、非ステロイド系抗アレルギー薬が主流ですが、激しい増殖性変化のある場合には免疫抑制剤の点眼薬も出ていますから、それに替えるのも手です。いずれにせよ、たかだか目のかゆみくらいと考えずに、まずは眼科に相談すること。そうすることで思わぬ眼病を発見、治療につながることもあるのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー