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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

日本のコロナワクチン接種開始にアメリカ人が関心を持つ理由

公開日: 更新日:

 日本でのワクチン接種に関する詳しい情報を伝えたAP通信は、遅れの最大の原因として「ファイザー製ワクチンの認可に時間がかかったこと」を挙げています。ファイザー製ワクチンは世界で4万4000人、アジア人も2000人を対象に治験を実施しました。しかしその中に日本人が入っていなかったために改めて治験をやり直したわけですが、わずか160人の日本人を対象にした治験がデータに信ぴょう性を加えられたのかという疑問を投げかけています。また、日本人の予防接種に対する信頼感が歴史的に非常に低い点も、接種が遅れた理由と伝えています。

 今後も日本のワクチン接種の動きは五輪開催の行方とともに関心を集めそうです。

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