著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

温かい飲み物を持つと脳の前頭前野が活性化しポジティブに

公開日: 更新日:

 人間関係は想像している以上に複雑です。「この人、苦手だな」と感じてしまえば、その瞬間から苦手意識が芽生え、その人との関係性は向上しづらくなってしまいます。一方、自分と気が合う人とだけで人間関係や仕事を続けていると、居心地の良さこそあるかもしれませんが、刺激が足りずに井の中の蛙(かわず)になってしまう可能性も否めません。

 どうしても苦手な人とは付き合う必要はありません。しかし、好きか嫌いか判別できない段階においては、なるべくフラットな目線を持って他者と接した方が、視野も可能性も広がるはずです。

 誰かと話し合いをしたり、打ち合わせをしたりする――。その際に覚えておきたいのが、「温かいものに触れる」。

 ささいなテクニックかもしれませんが、「冷たい飲み物が入ったカップを持つときと比べて、温かい飲み物が入ったカップを持って接したときの方が他者をより温かい人物であると評価する」とは、米国のコロラド大学のウィリアムズとエール大学のバーグの研究(2008年)です。

 この研究は、世界的に権威を持つ学術雑誌のひとつ「サイエンス」で発表されたもの。実験では、41人の被験者に温かいコーヒー、あるいは冷たいコーヒーを持たせた後、質問用紙に書かれた人物についての評価を行ってもらいました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    目黒蓮不在のSnow Man、ラウールが"次期エース"へ台頭か「めめラウ」が与え合う影響

  2. 2

    元関取の豊山亮太さん 4年前に土俵去るも、老人ホームの介護士をしながら国家試験目指し猛勉強中

  3. 3

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  4. 4

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  5. 5

    松本人志"めちゃめちゃ癌"の心配される健康管理と伸び悩む「DOWNTOWN+」の今後

  1. 6

    国民も気づき始めた皇室典範改正のおかしさ 「愛子天皇」潰しに抗議する市民デモが国会を取り囲む?

  2. 7

    酒浸り、自殺説も出た…サッカー奥大介さんの“第2の人生”

  3. 8

    永尾柚乃は夏休みも「ヒルナンデス!」レギュラー出演でフル稼働 今や事務所の大看板に

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?