腸<下>お風呂で行うワンランク上の「腸ストレッチ」消化器内科の名医が教える

公開日: 更新日:

 腸の不調の中でも、誰もが経験することが多い「お腹の張り(腹部膨満感)」。特に便秘気味の人には強く出やすい症状だが、便秘でない人でも「炭酸飲料を飲む」「ガムを噛む」「早食いをする」などの「飲食」という行為も腹部膨満感(腸にガスがたまる)の原因になる。

 米国のJ.Y.チャンらが2010年に報告した調査(20歳以上の3933例)によると、慢性的な便秘がある人よりも、ない人の方がさまざまな病気にかかりにくく、あきらかに生存率が高かったという結果が出されている。

 つまり、便秘がない人の方が長寿につながる。そして、腹部膨満感が強ければ強いほど便秘の程度が重い傾向があるので、できるだけ腹部膨満感は減らした方がいいわけだ。

 消化器内科専門医で「腸ストレッチでお腹スッキリ!」(マイナビ出版)の著者でもある、「松生クリニック」(東京都立川市)の松生恒夫院長が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも