タバタトレーニング コロナ禍の活動量低下にわずか「4分間」で効果あり

公開日: 更新日:

 10年以上前から欧米で人気を博し、最近はコロナ禍の活動量減少を解消する方法として多数の論文が発表されているのが「タバタトレーニング」だ。「タバタ」とは、立命館大学スポーツ健康科学部の田畑泉教授のこと。4分間で効果を得られる効率的なトレーニング法だ。田畑教授に話を聞いた。

 タバタトレーニングは、20秒間の運動と10秒間の休息を1セットとし、6~8セットで疲労困憊に至る間欠運動。

「簡単に言えば、究極の有酸素性トレーニングであり、同時に究極の無酸素性トレーニングです」

 私たちが運動を行うときのエネルギー供給は、2つある。

 酸素を使わずにエネルギーを供給する「無酸素性エネルギー」と、酸素を使ってエネルギーを供給する「有酸素性エネルギー」だ。

 中距離走のような強度の高い運動では無酸素性エネルギーが鍛えられ、ジョギングやエアロビクスのような比較的強度の低い運動では有酸素性エネルギーが鍛えられる。

「タバタトレーニングは、4分間という短時間で両方を鍛えられる。これは、研究ではっきりと証明されています。それにより酸素摂取量が増え持久力が高まります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 9

    シード漏れ“ほぼ確”渋野日向子が10日開幕の国内戦へ…原英莉花や岩井ツインズ、古江らも集結

  5. 10

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…