著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

日本のコロナ感染者が激減した理由を海外メディアはどう伝えているのか

公開日: 更新日:

 ヨーロッパとアメリカで再び感染が拡大する新型コロナウイルス。そんな中、日本の感染がなぜ激減しているのか? 海外メディアではこんなふうに伝えています。

 まず、感染が拡大しているお隣、韓国との比較に着目しているのは、オーストラリアの新聞「ファイナンシャルレビュー」です。韓国ではいま、1日の感染者がパンデミック以後、最多となる4000人に到達。日本も韓国も人口が密集する居住環境で、飲食店の入り口では体温測定、席には透明な仕切りがあるのも同じなのに、です。

 この違いはどこから来ているのかという理由のひとつとして、国立遺伝学研究所の井ノ上逸朗教授チームによる研究結果を紹介しています。それは、デルタ株でゲノムの変異を修復する酵素が変化し、働きが落ちたことで修復が追いつかず死滅したというもの。これに対し、「オーストラリアのようにコロナとの共生を覚悟している国にとっては夢のような話」とコメントしています。

 一方、ニュージーランドの放送局「ニュースハブ」のデジタル版は、英国保健安全保障庁のメガン・コール博士のコメントを引用。「同じウイルスであってもすべてが同様に変異するわけではない。実験室ならともかく、自然界でRNAウイルスに起こり得ることではない」と、広範囲のパンデミックがこのような形で収束するとは考えにくいとしています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ