血管<下>老化のメカニズムと改善法 ウオーキングでは負荷が軽すぎる人がいる

公開日: 更新日:

 動脈と静脈の間をつなぐ直径5~20マイクロメートルの極細の血管のため、詰まったり切れたりするトラブルが起こりやすい。近年、その毛細血管が消えてしまう「ゴースト血管」が問題になっている。

 毛細血管の壁には無数の穴があり、そのすき間から栄養素や酸素が溶け込んだ血液成分がにじみ出し、体中の臓器や筋肉に入り込み、その周辺の細胞に血液を届けている。ところが、何らかの理由でこれらが漏れすぎてしまい、末端まで流れなくなることがある。

 また、血液を届ける先の筋肉や臓器に元気がなくなって、毛細血管が不要になってしまうケースもある。

「毛細血管が減っていくと、当然、血流が悪くなって血圧が高くなり、体調不良の原因になることがあります。毛細血管を増やすのに有効なのは『筋力トレーニング』です。筋肉が大きくなれば毛細血管が増え、血流が良くなって、血管も元気になります。有酸素運動が血管の老化防止に効果があると説明しましたが、無酸素運動の筋トレと有酸素運動をバランス良く行うことがベストなのです」

 毛細血管を手っ取り早く増やすために筋トレをするなら、大きな筋肉を鍛えるのがセオリーになる。板倉名誉院長が勧めるのは、太ももの裏側の筋肉の「ハムストリングス」と、お尻の筋肉の「大臀筋」を一緒に鍛えることができる「スクワット」だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?