血管<下>老化のメカニズムと改善法 ウオーキングでは負荷が軽すぎる人がいる

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 そのため、定期的な運動で血管を拡張させれば、血管をしなやかで若々しく保つことができるというわけだ。NO分泌を高める運動で適しているのは、酸素を必要とする「有酸素運動」。ある程度の時間をかけて行う、あまり負荷をかけない中程度の運動になる。普段からまったく運動する機会がない人には、定番の「ウオーキング」が勧められる。下半身にたまった血液を押し上げる「第2の心臓」と呼ばれるふくらはぎを鍛えて、血流を良くする効果が期待できる。道具も不要で、思い立ったらすぐに始められる気軽さもある。

「しかし毎日、通勤に2時間以上かけている人や、若くて体力のある人にとっては、ウオーキングは軽すぎると思います。自分自身の体力に負荷がかかる程度の運動が『適切』と考えてください。体力に自信のある人なら、ウオーキングよりジョギングがいいでしょう。無理のない距離から始めて、うっすらと汗をかく程度が適切です。テニスや水泳などのスクールに参加するのもお勧めです」

 また、血管は動脈と静脈だけではない。人体には総計で約10万キロメートルもの血管が走っているが、その約95%は毛細血管になる。

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