屋外で緩和されたいまこそマスクの目的や素材の検証が必要

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「公園でのランニングや自転車の移動など屋外で十分な距離が取れている場合や距離が取れてなくても会話がほとんどなければマスクは不要」「2歳以上の未就学児は一律にマスク着用を求めない」「小学生は屋外での体育の時間では距離が取れていれば不要」ーー。

 新型コロナ感染症の流行から2年余り。新型コロナウイルス感染症対策を厚生労働省に助言する専門家組織がマスク着用について改めて見解を出したという。政府はこれまでも屋外でのマスクは必ずしも必要でないとし、夏を迎える前には熱中症予防のため、周りの人と離れていればマスクを外すことを推奨してきたと言う。

 しかし、その声は小さく、屋内外にかかわらずマスクの着用は半ば義務化されてきた。それを黙認してきたのは、主流の感染症の専門家がマスクの有用性をきちんと論じ検証せず、在野の医療関係者や学校関係者から上がる懸念や異論を無視し続けてきたからではないか。公衆衛生に詳しい岩室紳也医師が言う。

「新型コロナウイルスの感染経路を理解していれば新たな方針はどれも当然のことです。屋外であれば感染者が吐き出したウイルスを含んだエアロゾルも空気の流れで拡散され、感染リスクは大幅に低下します。まして、おしゃべりしなければ、さらに感染リスクは低くなる。学校関係者を含め多くの人が疑問に感じていた屋外マスクの不合理を世間の声に押され、ようやく専門家が認めたということです」

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