「自律神経」を守って酷暑を健やかに乗り切る5つのポイント

公開日: 更新日:

②サングラス

 強い紫外線はDNAを破壊してしまうので、動物にとっては大敵となる。そのため、紫外線を浴びると体は“臨戦態勢”をとる。メラニンを作って肌を黒くするのもその一例で、紫外線から体を防御するために自律神経はフル回転を強いられる。

「とりわけ、目に紫外線を浴びると角膜がダメージを受けて炎症が起こり、自律神経の負担も増大します。目を紫外線に直接さらさないようにするのが大切で、外出時は紫外線をカットするサングラスをかけるようにしてください。隙間から紫外線が入り込まないように大きめのフレームで側面をカバーするタイプがいいでしょう」

③昼寝

 日の出の時刻が早い夏は、それだけ朝早くから光を浴びることになるため、睡眠時間が短くなり質も低下する。

「夏の睡眠時間は冬に比べて25分ほど短くなるというデータがあります。自律神経の負担を減らしリセットするには何より睡眠が重要で、夏は夜の睡眠不足を補うために昼寝をするのが理想的です。交感神経から副交感神経への切り替えは“寝落ち”を除いて5分程度かかるのが通常です。また、昼間に30分以上寝てしまうと夜の睡眠に悪影響を与えます。ですから、10~25分くらいの昼寝をするのが望ましいです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒