血液サラサラ薬を飲んでいるなら、ちょっとした頭の打撲も要注意 すぐにCTで検査をと医師

公開日: 更新日:

 超高齢化社会の日本で患者数が多いのが、加齢がリスク因子となる脳梗塞心筋梗塞だ。治療として、血液をサラサラにする抗血栓薬を使用することになるため、脳梗塞や心筋梗塞が増えれば、必然と抗血栓薬を服用する人も増える。適切な使い方を念頭に置いておかねばならない。

「抗血栓薬はメリットもありますが、デメリットもあります。うまく天秤にかけながら使わなければなりません」

 こう言うのは、国際医療福祉大学成田病院脳神経外科の末廣栄一医師。メリットは、血液の塊である血栓をできにくくし、脳梗塞や心筋梗塞を予防する。一方、デメリットはケガや脳出血などで血が止まりにくくなることだ。

「抗血栓薬を服用している患者さんでは、軽症の頭部外傷でも脳内出血の率が高くなります。ちょっとした頭の打撲でも脳内出血に至ることがありますし、ベッドから転落し、頭自体は打っていないが遠心力で脳内出血となった例もありました」 

 末廣医師によると、頭部外傷というと、かつては「交通事故に遭った若者が多い」という時代があったが、今は80代が最も多いという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に