歯痛で正月を台なしにしないために…年末だからこそ「3つのセルフチェック」を

公開日: 更新日:

 中高年のなかには胃液が食道だけでなく、口腔内や耳や鼻まで達する、重度の逆流性食道炎の人も少なくない。そういう人は胃酸でエナメル質が溶かされて虫歯になる場合がある。歯周病が原因で歯茎がやせて歯がしみる場合は痛みが一過性で弱いため自覚しにくいので注意が必要だ。

「ただし、歯肉が腫れたり、歯の周りに膿がたまったり、歯磨きをしたときに血がべったりとついたり、歯がグラグラしたりと、そのサインはいろいろあります。歯周病が増える40代以降は意識してそのサインをキャッチすることが大切です」

 なお、歯周病の治療は自由診療歯科医と違って公的保険が利く一般歯科医では保険制度の関係で治療回数がかかるため、年末は痛みを止めるための投薬治療などの応急処置が中心になる。

■急に歯が白くなり光沢を失った

 歯がしみるわけではないが、ホワイトニングなど特別な治療をしていないのに前歯が部分的に白くなる場合も注意したい。これはホワイトスポットと呼ばれるもので、歯の表面のミネラル分が溶けだして「脱灰」と呼ばれる状態を指す。歯は光沢を失い白くなる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも