令和のメガネ生活はどう変わる? 眼鏡作製技能士1級取得者に聞く

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 たとえば、メガネ店ではメガネを作るために視力測定が許されているが、その過程で目の病気が疑われることがある。その場合、メガネ店では眼科専門医のいる医療機関などを紹介するが、資格のないメガネ店からの連絡よりも国家資格取得者からの連絡の方が眼科専門医の信頼があり、よりスムーズに顧客の目の問題を解決できるようになる、という。

「逆に眼科専門医の先生から、『この患者さんは視力が出ないため目の病気を疑って来院されたが、メガネが合っていないようだ。正しい矯正をして欲しい』と依頼されることもあります。その場合も資格を持っているか、持っていないか、では大きな違いがあると思います」

 つまり、眼鏡作製技能士資格が誕生したことでメガネ利用者はこれまで以上に目の健康が守られやすくなるということだ。

■業界ナンバーワンの703人が資格取得

 眼鏡作製技能士資格には1級と2級がある。1級は眼鏡市場のトレンドを把握した作製技術・知識だけでなく、コンプライアンス、眼科専門医との連携に関する十分な知識を持ち、他の眼鏡作製従事者の指導や育成も可能な、後進の目標となる眼鏡作製技能士を指す。

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