著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

松・竹・梅の「竹」をつい選んでしまう理由とは?

公開日: 更新日:

 焼き肉の食べ放題へ行ったとき、「高級な肉も選べる6000円のAコース」「それなりに高級な肉も楽しめる4000円のBコース」「安価な肉しか選べないけどリーズナブルな2000円のCコース」──。皆さんならどれを選ぶでしょうか?

 多くの方が「Bコース」を選ぶのではないでしょうか。「真ん中が最も手頃で質も楽しめるだろう」と私たちは考えるわけですが、もしかしたらAコースは6000円ではあり得ないほどのコストパフォーマンスかもしれないし、安価な肉とはいえ大満足できる内容の可能性だってCコースにはあり得るわけです。しかし、われわれはどういうわけか、真ん中のBコースが最も妥当性があると考えてしまいます。これには理由があるといわれています。

 行動経済学者のシモンソンと心理学者のトベルスキーは次のような実験(1989年)を行いました。

 まず、学生グループからランダムに108人を選び、被験者である学生たちに6ドルを与えました。被験者には、「そのまま6ドルを保有していてもいい」と伝える一方で、「高級そうなペンとも交換できます」と伝えたそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた

  2. 2

    大谷も「勝てる要素のある試合」と悔いた 侍J最悪のWBC8強止まり…井端監督チグハグ采配の痛恨

  3. 3

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  4. 4

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  5. 5

    国立大学なら入学辞退率がゼロに近いはずだけど実態は? 有名私立と天秤にかけられる意外な大学

  1. 6

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    「ガキ使」の没個性化が進む? 松本人志の“週替わりCM”で「本編」が希薄化の危機

  5. 10

    黄川田こども担当相の“ポンコツ答弁”が炸裂! 立憲・蓮舫氏との質疑で審議が3回も中断する醜悪