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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【大豆】「畑の肉」が持つ4つの利点 豊富なタンパク質だけじゃない

公開日: 更新日:

 最後は、よく耳にする大豆イソフラボン。女性ホルモン(エストロゲン)に非常に似た働きを持っているので、「植物性のエストロゲン」とも呼ばれています。閉経後の女性の実験において、大豆の摂取と運動を一緒に行うことにより、エネルギー消費がアップすることが報告されていますので、ダイエット中の中高年女性は大豆製品+運動をするとよいでしょう。

 イソフラボンは女性特有に役立ちそうなイメージですが、じつはラットの実験において男性中高年の血清コレステロールを下げる働きがあることも分かっています。ぜひ、男性も積極的に取ってみてください。

 あまりにたくさんの機能性があるので異名が絶えない大豆は、じつは大豆タンパク質は加熱することで消化吸収されやすくなることも分かっています。そのほかに取り上げた栄養素の機能性も加熱によって消失することはないので、十分に加熱してから召し上がってください。

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