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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米国はコロナ非常事態を5月11日に解除…保険制度をめぐる論争が再燃か?

公開日: 更新日:

 保険に入っている人の6割は民間医療保険、2割が公的医療制度のメディケア(高齢者)、2割がメディケイド(低所得者)と別れ、保険によっても州によっても受けられるサービスが違い、とてもわかりにくいシステムです。

 さらに国民皆保険ではないアメリカは、保険に入っていない人が人口の1割近い3000万人もいます。非常事態中は無保険でも無償だったワクチンや検査が、州によっては受けられなくなることになります。

 また非常事態の予算により、低所得者向け保険の加入者が増えましたが、解除されれば再び保険を失う人が出てくると見られています。

 コロナのエンデミックと同時に、アメリカでは保険制度をめぐる論争が、再び大きくなる可能性もあります。

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