眼鏡技術者・朝倉松五郎の遺志を継いだ妻 内国勧業博覧会で賞を獲得

公開日: 更新日:

 内国勧業博覧会には他にも、メガネレンズ量産の草分け的存在で眼鏡問屋を営んでいた、岩崎宗吉(岩崎眼鏡店の初代岩崎喜三郎の兄)、村田長兵衛(2018年に閉店した村田眼鏡舗の創始者)らも出品していました。

 ちなみに村田眼鏡舗はもとは江戸時代に創業し、京都御所にも納めていた鏡師で、1872年に東京・日本橋で開業。オーダーメードのメガネを扱い、顧客には伊藤博文や島崎藤村、昭和天皇など著名人が多いことで有名でした。「長兵衛天眼帳」(山本一力著)のモデルとも言われています。

(メガネウオッチャー・榎本卓生)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動