著者のコラム一覧
森大祐整形外科医

整形外科全般診療に長年携わる。米国トーマスジェファーソン大学で人工肩関節の臨床研究を行い、2000例超の肩関節手術を経験。現在は京都下鴨病院で肩関節や肘関節、スポーツ障害患者に診療を行う。サイトで整形外科疾患の情報を発信。

評判の高い先生でも…肩も含めて手術を受ける前にすべき質問

公開日: 更新日:

 みなさんがある病気になり、その病気の根治に手術が必要なことがわかった場合、手術数の多い病院や評判の高い医師のもとで治療を受けたくなるのはごく当たり前のことだと思います。

 手術数の多い病院で、評判の高い医師にたどりついたら、まずは手術が本当に必要か、聞くことでしょう。その際、医師に次の質問をすることをお勧めします。「(受けるかもしれない)手術の執刀数はどれくらいですか」と。

 手術数について聞くことは、患者さんにとってメリットがあります。医師は執刀数を答えることで、より緊張感が増します。執刀数が不十分な場合は、日本全国の専門医と相談しようとします。

 今までは、「これについて知りたい」と思うことがあっても、同じ病院内での医師同士内での相談が一般的でした。 

 最近は、各専門医はグループLINEやオンラインで病院の垣根を越えて症例相談を行います(もちろん個人情報には十分配慮されてます)。そこで積極的な意見が交わされます。

 高名な医師でも「私には経験が十分にありません。しかし日本全国の他の専門医と相談し、治療方針をお話ししますから次回診察まで待ってください」と患者さんに伝えることが増えてきました。

 そのように物語る医師は大変信頼できます。だからこそ、評判の高い医師といえど、該当手術の経験、執刀数を尋ねることをお勧めするのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国会前デモ「ごっこ遊び」揶揄で炎上の高市チルドレン門寛子議員 被害者ヅラで取材依頼書さらし“火に油”

  2. 2

    TBS「テレビ×ミセス」のスマスマ化で旧ジャニ不要論が加速 “体を張るイケメン”の専売特許は過去のもの

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    「自転車1メートル規制」で渋滞発生 道路交通法改正とどう付き合うべきか

  5. 5

    迷走から一転…NHK朝ドラ「風、薫る」にヒットの予感が漂うワケ

  1. 6

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  2. 7

    中居正広氏の公式サイト継続で飛び交う「引退撤回説」 それでも復帰は絶望的と言われる根拠

  3. 8

    「得したつもりで毎月赤字」…ポイ活にハマる人ほど貧乏になる背景と損をしない使い方

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    日ハム「にわか成り金」のトホホ 有原航平が防御率8.23で二軍落ち…「ドラフトと育成」は今や過去